『ジェンダー研究を継承する』アーカイブ特設サイト
第1部 新しい学問の創出
Hiroko HARA
Teruko INOUE
Yoshiko KANAI
Chizuko UENO
Yumiko EHARA
Kimio ITO
Kimiko KIMOTO
Keiko KATSUKATA=INAFUKU
Yeonghae JUNG
第2部 歴史を拓く
Yoko MOROSAWA
yasuko ITO
Mikoyo KONOH
Yuko NISHIKAWA
Natsuki ARUGA
Miho OGINO
Harumi MIYAGI
Puja KIM
Hiroko SAKAMOTO
Masanao KANO
第3部 個に寄り添う
Chizuko IKEGAMI
Yukihiro MRASE
スペシャルコンテンツ(1)
スペシャルコンテンツ(2)

西川祐子 Yuko NISHIKAWA

Profile

西川祐子(にしかわ・ゆうこ)は1937年、東京都生まれ。7歳で敗戦を迎え、京都府で育った。
 1956年、京都大学文学部仏文科に入学。同大学大学院文学研究科修士課程に進学し、’66年同博士課程を修了。’67年より2年間、フランス政府給費留学生としてパリに留学。’69年パリ大学で博士号取得。’66年より’74年まで帝塚山学院大学講師・助教授としてフランス語を教えた。
 1974年、大阪大学教員採用の第一候補者となったことが通知されたため、帝塚山学院大学に宛てた割愛状に基づき教授会で退職承認され、同大学を退職。しかし、正式採用がなく1年が経過したため2年目から抗議活動を始める。公募人事応募者の人権擁護と2年の空白についての国家賠償を求めて、’75年大阪地方裁判所へ提訴し、’79年全面勝訴。この間とその後の計10年間は、関西の諸大学で非常勤講師、市民講座の講師等を務めた。’84年に中部大学、’96年に京都文教大学へ赴任し、2008年に同大学を定年退職。
専門はフランスと日本の近現代文学、女性史・ジェンダー論である。女性の評伝3部作『森の家の巫女 高群逸枝』(新潮社、1982年)、『花の妹 岸田俊子伝』(新潮社、1986年)、『私語り樋口一葉』(リブロポート、1992年)の他、女性史・ジェンダー史の論文集『近代国家と家族モデル』(吉川弘文館、2000年)がある。生活史、空間論としては『借家と持ち家の文学史』(三省堂、1998年)と『住まいと家族をめぐる物語』(集英社新書、2004年)、時間論としては『日記をつづるということ』(吉川弘文館、2009年)を発表。また近著『古都の占領――生活史からみる京都 1945-1952』(平凡社、2017年)は占領期研究の成果である。京都文教大学では共同研究を積極的に進めた。共著として、『共同研究 男性論』(人文書院、1999年)、『京都フィールドワークのススメ』(昭和堂、2003年)、『戦後の生活記録にまなぶ』(日本図書センター、2009年)、『京都発! ニュータウンの「夢」建てなおします』(昭和堂、2015年) が挙げられる。

(執筆担当:井上直子・佐藤文香・平井和子)

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(担当:井上直子・大島岳・
大庭万里奈・平井和子)
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(映像編集:大庭万里奈)

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